DVから逃げた後のことを振り返ると、
自分でも、どうやっていろんなことを進めていたんだろうと思います。

警察署に行って、
役所に行って、
また必要なところへ行く。

何をどんな順番で進めたのか、
正直、今はほとんど覚えていません。

ただ、場面場面で覚えてることはあります。

警察署や役所に行って、泣いてしまったこと。
生活保護を受けるときの、苦しかった感情。

それでも私は、
そのとき必要な場所へ行って、
必要なことを進めていました。

この記事では、
私がDVから逃げたあとに実際にやったことや、
利用した支援について、
今わかる範囲でまとめています。

家を出るときに持っていったもの

家を出たとき、
私が持っていったのは最低限必要なものでした。

・携帯
・充電器
・財布
・母子手帳
・保険証
・子どもの着替え

この先どうなるのかも考えられないまま、
必要だと思ったものだけを持って家を出ました。

子どもの思い出のものや写真も、
本当は持っていきたかった。

でも、
そんな余裕はありませんでした。

最初はDV相談じゃなくてもよかった

私は、
最初からDV相談に電話できたわけじゃありませんでした。

誰かに「逃げた方がいい」と言われることも、
わかっていました。

電話をしたら、
何かが変わってしまいそうで怖かった。

そんな気持ちもあって、
DVの相談窓口に電話することができませんでした。

私の場合は、
最初から「正しい相談先」に
電話できたわけじゃありません。

でも今振り返ると、
最初はそれでもよかったんだと思います。

DVの専門の相談先じゃなくても、
自分が話せそうだと思った場所に話した電話したことで、
そこから次につながりました。

DVから逃げたあとに利用した制度や手続き

私の状況で実際に必要だった手続きをまとめています。
※状況によって必要な手続きは変わる場合もあるので、
 他にも確認しておくと安心です。

生活保護

当時、
本当に受けたくありませんでした。

でも、
子どもたちと生活していくために、
私には必要なものでした。

受けるまでに迷ったことや、
決断したときのことは、
こちらの記事に書いています。
▶︎あの日、私が決断したときの話

住民票の閲覧制限

逃げたあと、
住所を知られないようにするために、
住民票の閲覧制限の手続きをしました。

この手続きをするために、
私は警察署にも行きました。

私にとって
安心して生活するために必要な手続きでした。

知っておいてよかったと思うこと

私は、
相手からのLINEや着信履歴を残したり、
傷の写真を撮ったりしていました。

警察へ行ったときに、
それを見せたことがあります。

法テラスへ相談に行ったこともあります。

何を相談したのか、
どんな話をしたのかは、
今はほとんど覚えていません。

でも、
弁護士に依頼するところまでは進みませんでした。

それでも今振り返ると、
証拠を残しておくことや、
法律について相談できる場所があることは、
知っておいてよかったと思っています。

手続きで一番つらかったこと

私が一番つらかったのは、
精神的な負担でした。

同じことを何度も説明しなければならなかったり、
過去を思い出さないといけなかったりして、
心が潰れそうでした。

逃げてきたはずなのに、
逃げ出したいほど心はボロボロでした。

書類の多さと、
精神的な負担で、
頭の中はぐちゃぐちゃでした。

今、振り返って思うこと

DVから逃げたあと、
私はいろいろな場所へ行って、
色々な手続きをしました。

でも、
何をどんな順番で進めたのか、
誰に何を話したのかも、
今はほとんど覚えていません。

でも、
警察署や役所で泣いてしまったこと。
話すのが苦しかったことは覚えています。

ちゃんと整理しながら、
前に進んでいたわけではありませんでした。

そのときやらなきゃいけないことを
私はただ、やっていただけだったと思います。

でも今振り返ると、
私ちゃんと頑張ってたんだなって思います。

あの頃の私のように、
何をしたらいいのか調べてる人に、
私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。

私は、DVから逃げるまでのことや、
逃げたあとに感じていたことも書いています。

正直、
書くことは簡単なことじゃなかったです。

覚えてないこともあります。
それでも、
覚えてる記憶や感情で
涙が出てきたこともありました。

でも、
「逃げた方がいい」という言葉だけじゃ
伝わらないこともあると思っています。

あの頃の私が、
今もどこかにいるかもしれない。

そう思うと、
私が実際に経験したことや、
あのとき感じていたことだからこそ、
伝えられることもあるんじゃないかと思います。
▶︎DVから逃げたいのに逃げられなかった理由