DVから逃げたあと、どうすればいいのかわからなくなる人は多いと思います。
私も子どもを連れて家を出たとき、頭が真っ白で、先が見えず不安でいっぱいでした。

この記事では、私が実際にとった最初の行動や手続き、助けられた制度をまとめています。
同じような状況にいる人が、ほんの少しでも前に進めるようにーーそんな気持ちで書きました。

この記事で紹介している手続きは、私の状況で必要だったものです。
状況によって必要なものは変わる場合もあるので、他にも確認しておくと安心です。

逃げた後のことだけでなく、施設を出てから直面した現実や苦しさについては、別の記事で詳しく書いています。
▶︎シングルマザーとして再出発した朝ー施設を出てからの本当の苦しさ

DVから逃げた直後にー安全確保と相談窓口

逃げたその日は、とにかく子どもを守ることに必死でした。
荷物もほとんど持てず、子どもを抱えてホテルにたどり着いたとき、これからどうすればいいのかわからないまま、体も心も限界だったのを今でも覚えています。

私はまず安全な場所に避難し、そのあと相談できる窓口を探すことから始めました。
最初はDV相談窓口に電話する勇気が出なくて迷いましたが、「相談できる場所を見つけること」が大きな一歩でした。

安全確保と相談窓口

DV相談+(プラス)
 ・電話やチャットで相談もできます
 ・相談内容は基本的に守られます

役所で進めた手続きまとめ

支援センターに相談したあと、役所で必要な手続きを進めました。
書類も多さと精神的な負担で頭の中はぐちゃぐちゃでしたが、寄り添ってくれた職員さんの存在に何度も救われました。

住民票の閲覧制限

 ・加害者に住所を知られないようにするための制度
 ・手続きや条件は自治体によって異なります

※詳細は、住んでいる市区町村で確認してください。

生活保護制度

生活保護(厚生労働省公式サイト)
 ・住居費、生活費などの支援
 ・条件や手続きは自治体ごとに異なります

初めての申請で不安でしたが、丁寧な説明に少しずつ気持ちが落ち着きました。

児童扶養手当

児童扶養手当(こども家庭庁公式)
 ・離婚前でも対象になる場合があります
 ・ひとり親のための手当、収入によって支給額が変わります
 ・申請できる条件や必要書類は自治体によって違います

私にとって、特に助けられた制度のひとつです。

ひとり親医療助成制度

詳細は住んでいる市区町村の公式サイトで確認してください。

 ・収入に応じて医療費の自己負担が軽減される制度
 ・内容や条件は自治体によって異なります

医療費の心配が減り、安心して病院に行けるようになりました。

これらの制度で最低限の生活は守られていたけど、私は「自分の力で生活を立て直したい」と思うようになりました。
仕事探しや在宅でできる副業、資格取得ーー無理のない方法を少しずつ探しました。
▶︎生活を立て直すための在宅ワーク・資格取得・働き方まとめ

証拠を残すことの大切さ

法的な手続きを考える場合、証拠が助けになることがあります。
・LINE
・ケガの写真
・録音
・日記
無理に集める必要はありません。
「知っておく」だけでも力になります。
何より自分の安全が大切なので、危険な状況で無理はしないでほしいです。

法テラスでの相談

法テラス
 ・DVに関する法律相談が可能です
 ・条件によっては無料で相談できる場合があります

手続きで一番つらかったこと

私が一番つらかったのは、精神的な負担でした。
同じことを何度も説明しなければならなかったり、過去を思い出さないといけなかったりして、心が潰れそうでした。

眠れない日もあったし、逃げてきたはずなのに、逃げ出したいほど心はボロボロでした。

でも、支えてくれる職員の方のおかげで、少しずつ前に進めました。
あのときの私が頑張ったから、今の生活があります。

逃げたあと、制度のことを理解して動けていたわけではありません。
混乱したまま、わからないまま進んでいたときの気持ちは、別の記事に書いています。
▶︎DVから逃げたあと、何から始めればいいかわからなかった|制度に向かうまでの私の話

ここで紹介した制度は、困ったときに頼っていい制度でした。
私にもできました。
あなたもきっと大丈夫。

一人ではないことを忘れないで

先が見えない中で行動するのは想像以上に怖いことです。
逃げる決断を受け入れるのも辛くて、孤独でいっぱいだと思います。
私も同じでした。

それでも、誰かに相談することで、見えてくるものや気付けることがありました。
頼ることは決して恥ずかしいことではないです。

私も一人じゃできなかった。
あなたもひとりじゃない。
必要なときには、誰かの手を借りながら少しずつで大丈夫。

支援を受けながら、前に進めますように。
最後まで読んでくれてありがとうございます。