母になって、
子どもたちと過ごす毎日の中で、
自分の子どもの頃を思い出すことが増えました。

子どもたちが成長するほど、
自分が子どもの頃にはわからなかったことに
気づくことも増えていきました。

母のこと。
あの頃の自分のこと。

そして、母親になった自分自身のこと。

子どもたちと過ごす中で私が気づいたこと。
そして、
自分の過去を振り返って感じたことを書いていきます。

子どもたちと過ごす時間

子どもたちと笑っているとき。

何気ない話をしたり、
何気ないやりとりをしたり。

そんな時間の中で、
ふいに涙が出ることがあります。

悲しいわけでもない。
嫌なことを思い出したわけでもない。

どうして涙が出るのか。
今でもうまく言葉にできません。

ただ、
子どもたちと過ごすその時間が、
私にとって何より大切なんだと思います。

子育ての中で過去と重なる瞬間

子どもと過ごす日々の中で、
ふと幼い頃の自分を思い出す瞬間がありました。

誰にも甘えられなかったこと。
私の気持ちを受け止めてもらえなかったこと。

子どもの姿を見ながら、
自分の過去が重なることが何度もありました。

子どもには子どものペースがあり、
私の価値観や考え方とは違うこともたくさんあります。

わがままを言ったり、
泣いたり、
笑ったりしてる姿を見て、

「これが普通の子どもなんだ」
そう思う瞬間がありました。

私にはなかった姿でした。

その光景を見ながら、
過去の自分を思って苦しくなることもありました。

あの頃の私はまだ子どもだった

子どもの成長を見ていると、
あの頃の私は、
本当はまだまだ子どもだったんだと思います。

あの環境は、
子どもの私には受け止めきれないほど、
残酷なものだったんだと思います。

どれだけ無理をして、
大人になろうとしていたんだろう。

本当はまだ子どもだったのに、
ひとりでいろんなことを抱えすぎていました。

母は私を
子どもとして見ていなかったんだと思います。

母みたいにはなりたくなかった

「母みたいにはならない」
ずっとそう思ってきました。

でも、
母になったからといって、
すぐに自分が思い描いてたような母親に
なれたわけではありませんでした。

あの頃は、
子どもを育てることに必死でした。

今になって振り返ると、
母みたいにはなりたくないと思っていたのに、
自分も同じようなことをしていたんじゃないかと
思うことがあります。

そのことを考えると、
今でも苦しくなります。

過去を無かったことにはできない。

でもこれからも、
子どもたちが悩んだり、
つまずいたりしたときには、
いつでも味方でいたいと思っています。

子どもたちには、
子どもでいられる時間を大切にしてほしい。

母にもらえなかった愛を、
子どもたちに渡していきたいと思っています。

子どもたちに申し訳ないと思うこと

本当なら、
祖父母と一緒に成長を喜びあえる時間も
あったのかもしれません。

私のせいで、もらえなかった愛がある。

そう思うと、
私の人生に子どもたちを巻き込んでしまったようで、
自分のことよりずっと苦しくなることがあります。

子どもたちを心から愛しているのが、
私だけだという現実が、
時々どうしようもなく悲しくなる瞬間もあります。

それでも、
周りと違っていたとしても、
「愛されてる」
そう感じながら生きてほしいと思っています。

私が知らなかった時間を生きる子どもたち

大きくなった子どもを見ていると、
「私はこんな時間知らなかったんだ」
と思うことがあります。

友だちと笑い合ったり、
安心して帰れる家がある。

悩んだときに
受け止めてくれる人がいること。

子どもが過ごしているその日常は、
私の知らない世界でした。

その光景を今、
母親として見守っていることが不思議で、

少し切なくなることもあるけど、
子どもの笑顔に救われてる自分もいます。

子どもたちには、
私が知らなかった幸せを、
たくさん感じてほしい。

私の過去がどうであっても、
子どもたちには、幸せになってほしい。

その姿を見守っていける母親でありたいと思っています。

家を出たあとも続いていた母との関係については、
次の記事に書いています。
▶︎放っておけなかった私