毎年、夏休みが近づくと苦しくなっていました。

周りでは旅行や帰省の話。
でも私は仕事を休めない。
お金に余裕もない。
帰省できる場所もありませんでした。

周りとの違いを感じて、孤独や罪悪感で苦しくなることもありました。
子どもたちのことを考えるたび、胸が苦しくなる夏休みでした。

私にとって夏休みは、楽しみなものではありませんでした。
毎年、ただ必死に乗り越える時間でした。

夏休みの話題を聞くのがつらかった

毎年夏休みになると、
周りから旅行やお出かけ、帰省の話を聞くようになります。

SNSやテレビでも、
その話題が多くなってきていやでも目に入ってきました。

子どもの周りからは、
「旅行に行ってきた」
「おじいちゃんおばあちゃんのところに行った」
そんな話も聞こえてきました。

聞くたびに胸が苦しくなって、
何年経っても慣れることはありませんでした。
子どもたちへの罪悪感で苦しかった。

夏休みになると、
休みなく保育園に連れて行く罪悪感も大きくなっていました。

”普通の夏休み”みたいなことを、
子どもたちにしてあげられないことが苦しかったです。
周りと比べたくないのに比べていました。

正直、あの”家族イベント”みたいな雰囲気が嫌いでした。

仕事を休めない現実が苦しかった

夏休みだからといって、仕事を休むことができませんでした。
休むと収入が減ってしまうから。

もともと、簡単に仕事を休める状況ではありませんでした。
子どもには夏休みがあるのに、
私の生活は普段と変わりませんでした。

でも実際は、
普段と同じようには回らなくて、
夏休みが近づくたび、不安になることも多かったです。

学童、留守番、お弁当。

毎年、どう乗り越えればいいのかわからなくなることもありました。
子どもが小さいうちは、不安なことが多かったです。

夏休みは、子どもが休みになるだけじゃありませんでした。
私にとっては、毎日の生活をどう回すかを考え続ける時間でもありました。

帰省できる場所がないことを思い知らされた

私には、実家がありません。

普段から、
子どもたちにおじいちゃんやおばあちゃんがいたらよかったのに、
って思うことはありました。

私自身も、
少しでも頼れる人がいたらと思うことがありました。

でも、それはずっと私には叶わない現実でした。
夏休みになるたび、
その現実を嫌でも思い知らされました。

孤独や子どもたちへの罪悪感で胸が苦しかった。

帰れる場所があるって、
羨ましくて、どんなに欲しくても手に入らないものでした。

どこにも連れていけない自分を責めてしまった

子どもにとって夏休みは、
特別で楽しみなものだと思います。

でも正直、お金に余裕もなくて、
夏休みらしい場所に連れていけない自分を、
ずっと責め続けてきました。

小さい子どもたちをひとりで抱えて、遊びに行ける限界もありました。

海やプールに連れて行ってあげたくても、
ひとりで子どもたちを守り切れる自信がなくて、
なかなか行くことができませんでした。

友達から聞く話を羨ましいと言う子ども。
「おじいちゃん、おばあちゃん家行くんだって」
「旅行行くんだって」

聞くたび、「ごめんね」と、思うことしかできませんでした。

羨ましいと思ってしまう自分と、
周りとの違いに苦しくなる日もありました。

どうしても、特別なことをできない夏休みの方が多かった。
でも、私なりに子どもたちと夏を乗り越えてきました。

子どもたちに申し訳ないと思うことも、
周りと比べて苦しくなることもありました。

今でも、夏休みが近づくと苦しくなります。
今年も、どう乗り越えようか考えています。

だからこそ、同じような気持ちで夏休みを迎える人がいるなら、
ひとりじゃないことだけは伝えたいです。

私だけじゃなかったと思ってもらえたら嬉しいです。

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