DVから逃げたあと、
逃げることだけで終わりじゃありませんでした。

少し落ち着いてくると、
今度は仕事のことを考えないといけない。

でも、
心はまだ整ってない。

そんな中で、私は働くことを選びました。

この記事では、
そのときの不安や、
実際に働き始めるまでのことを、
体験をもとに書いています。

働くことが怖かった

あの頃の私は、
人と関わることが怖くなっていました。

また働けるのか。
面接でうまく話せるのか。

子どものことで迷惑をかけるんじゃないか。
ちゃんと仕事を続けられるのか。

そんな不安ばかりでした。

逃げたら終わりじゃなかった。

その先には、
「また社会に戻る」という怖さも待っていました。

それでも働こうと思った理由

私は、
早く生活保護を辞めたかった。
早く周りに追いつきたかった。

いつまでも、
DVから逃げてる人。
生活保護を受けてる人。

そんなふうに思われていたくなかった。
普通に生きていきたかった。

周りと同じように、
働いて、
子どもを育てて、
普通の毎日を送りたかった。

正直まだ心は整ってなかったけど、
不安が残ったまま、
私は働くことを決めました。

私が選んだ働き方

新しい場所で初めての就職先は、
自宅から通いやすく、
子育てと両立できる職場を条件に探しました。

面接や履歴書の準備は久しぶりで、
緊張しながら進めたのを覚えています。

勤務時間など、
なるべく融通がきくことを重視して探しました。

面接では、
シングルで育てていること、
子どものことで急なお休みがあること、
最初に自分が持っている不安は全て伝えるようにしました。

なかなか難しい現実もあったけど、
子育てをしながら働くことを
理解してくれる会社に出会えたときは、
自分の存在を認められたようで嬉しかったのを覚えています。

働き始めて思ったこと

ずっと孤独の中にいた私にとって、
たくさんの人と関わる毎日は、
それだけで精一杯でした。

それでも、
誰かに名前を呼ばれること、
必要とされる場所があることが、
素直に嬉しかった。

逃げてきてから初めて社会に飛び出した私は、
不安と緊張、新しい環境に、
精神的な負担も大きかったです。

それでも、働くことを選んだ

働くことは怖かった。
心もまだ整っていませんでした。

それでも私は、
働くことを選びました。

あのときは、
早く周りに追いつきたかった。
普通の生活を送りたかった。

それが私の選択でした。

でも、
人によって選び方は違うと思います。

大切なのは、
自分と子どもに合った形で、
生活を立て直していくことなんだと、
今は思っています。
▶︎逃げたいのに逃げられなかった理由