DVから逃げたあと、
私はとても孤独でした。

知らない人しかいない、知らない場所。

頼れる人も、
何気ないことを話せる相手もいませんでした。

逃げる前から、
ひとりだと感じることはありました。

でも、逃げたからといって、
その孤独がなくなるわけじゃありませんでした。

逃げてからの方がつらかったと思うくらい、
不安や寂しさは大きくなっていきました。

この記事では、
DVから逃げたあとに私が感じた孤独と、
そのあと少しずつ変わっていったことを書いています。

DVから逃げたあと、実際の孤独と現実

正直、逃げる前から孤独でした。

DVの中で、
誰にも相談できない感覚がずっとありました。

一度、ひとりで抱えていられなくて、
友達に相談したことがあります。

離れた方がいいこと、
自分でもわかっていました。

でも、できなかった。

その気持ちを理解してもらうことは、
なかなかできませんでした。

逃げてからは、
知らない人しかいない、
知らない場所で生活することになりました。

逃げてきたのに、
不安も孤独もどんどん大きくなっていきました。

逃げる前より、
逃げたあとの方がつらいんじゃないか。

あの頃はそう思うこともありました。

支援や施設から離れたあとの孤独と不安

施設を離れてからは、
誰かとのつながりがなくなったように感じて、
不安や寂しさもありました。

夜、ひとりの時間になると、
孤独を強く感じることもありました。

誰とも話さずに一日が終わることもありました。

日々の何気ないことを、
話したり共有したりできる相手がいないことも、
とても寂しかったです。

施設や支援は私の支えでした。

でもそれは行政と個人の関係で、
人と人とのつながりではないと思っていたから、
周りを見てうらやましく思うこともありました。

誰かと関わることは怖かったけど、
それ以上に誰かとつながりたい自分もいました。

孤独な中で、少しずつできた人とのつながり

最初は、
何もかもが知らないものでした。

知らない道。
知らない場所。
その辺を歩いてる人も、
みんな知らない人でした。

当たり前なことなのに、
それだけで孤独を感じていました。

でも、そこで生活していくうちに、
少しずつわかる道が増えていきました。

知ってる場所も増えました。

子どもを通じてできた出会いもありました。

子ども食堂へ行ったり、
私自身が仕事を始めたり。

顔を知ってる人や、
会えば話す人も少しずつ増えていきました。

人と関わることに、
全部が全部、前向きになれたわけではありません。

誰かと深く関わることには、
まだ怖さもあったし、距離感も難しかった。

それでも、
知っている人ができたことは嬉しかったです。

知らない人しかいなかった場所に、
知っている人が少しずつ増えていく。

知らなかった道や場所も、
少しずつわかるようになっていく。

そうやって暮らしているうちに、
ここがほんの少しずつ、
自分の居場所になっていったような気がします。

あの頃の孤独を振り返って

DVから逃げたあとに感じた孤独は、
私にとって本当につらいものでした。

少しずつ人とのつながりができても、
すぐに何もかも変わったわけじゃありません。

優しさを、
素直に受け取れない時期もあった。

それでも今は、
あの頃は知らなかったこの場所で、
子どもたちと暮らしています。

逃げたいのに逃げられなかった頃のことは、
こちらの記事に書いています。
▶︎逃げたいのに逃げられなかった理由