DVから逃げたあの頃の私は、
心のケアなんて考えられる状態じゃありませんでした。
とにかく子どもを守ること。
毎日を過ごすこと。
それだけで精一杯だった。
安心できる場所にたどり着いても、
「これで大丈夫」と思えるほど、
心は追いついていませんでした。
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DVから逃げた直後、心のことまで考えられなかった
逃げた直後は、
やることもあって、
何より新しい場所で生活をしていくことで頭がいっぱいでした。
子どもたちのことで精一杯で、
自分の気持ちと向き合う時間も、
考える余裕もありませんでした。
怖いとか、
苦しいとか、
そういう感情がなかったわけじゃない。
むしろ、
そういう感情でいっぱいだったと思います。
でも、その時間と向き合ったら、
前に進めなくなりそうで。
私はきっと、
考えないようにしていたんだと思います。
安心したはずなのに、不安や苦しさは続いてた
安心できる場所に来たはずなのに、
心が楽になった実感はありませんでした。
夜になっても眠れなかったり、
外を歩いていても不安になったり。
どこかでずっと、
追われているような感覚が抜けませんでした。
環境は次々と変わっていくのに、
心だけが置き去りにされてるようで、
自分の中で起きてることを整理したり、
理解したりする時間もないままだったと思います。
「もう大丈夫だよ」と言われても、
自分ではそうは思えなかった。
ここがゴールなのか、
スタートなのかもわからないまま、
暗闇の途中で立ち止まっているような感覚でした。
誰にも相談できず、ひとりで抱えてた現実
あの頃、
自分の心を気にかける余裕なんて、
どこにもありませんでした。
ひとりで抱えるにはもう限界だった。
相談員の人や、
私の状況を知っている人もいました。
でも、
知っている人だからこそ、
本当の気持ちを話すことができなかった。
だから、
苦しみも思いも全部自分の中に溜め込んで、
自分の中で解決することしかできませんでした。
本当は、もう壊れてたのかもしれない
あの頃の自分を振り返ると、
「よくここまで壊れなかったな」と思います。
当時の私は、
自分がどんな状態なのか、
よくわかっていませんでした。
今になって思えば、
本当はもう壊れかけてたのかもしれません。
でもきっと、
それまで生きてきた経験が、
必死に今の私を支えていてくれたのかもしれません。
それでも
つらくなかったわけじゃない。
苦しくなかったわけでもない。
本当によくやってきたなって思います。
最後に伝えたいこと
あの頃の私は、
こういう選択肢があることも知りませんでした。
だから、
このブログは、
「こんな方法もあるんだ」
そう思える選択肢を
一つでも多く残していきたいと思っています。
それが、
あの頃の私のように
苦しんでる誰かにつながるかもしれないから。
ひとりでも、
「話してみようかな」
「私だけじゃないんだ」
そう思えるきっかけになれたら、
このDV体験を書いた意味があったと思っています。
