DVや危険な状況から逃げたあと、生活や手続きに不安を感じることもあると思います。
この記事では、実際に私が経験した手続きの流れや、安心して利用できる制度について紹介します。

住民票の閲覧制限とは

逃げてからすぐに「住民票の閲覧制限」を申請しました。
手続きは緊張したけれど、安心して新しい場所で生活していくには必要なことだったので、やるしかありませんでした。

住民票の閲覧制限は、特定の人に自分の住民票を見られないようにする制度です。
申請すれば、加害者に住所を知られる心配がなくなります。

・条件:身の安全を守る必要があるとき
・場所:市区町村の窓口
・必要書類:本人確認書類、警察や支援機関の証明書など

詳細や申請方法は、お住まいの市区町村の窓口で確認してみてください。

役所の窓口の机とパソコン

生活保護制度について

私は、逃げてからすぐに「生活保護」を申請しました。
子どもを抱えて逃げることも、生活もどうしようもできなかったので、逃げるために必要な支援だったと思っています。

生活保護は、生活に困っている人が最低限の生活を支援してくれる制度です。
住居費や生活費などを補助してもらえます。

・条件:収入や資産が少なく、生活が成り立たないとき
・場所:市区町村の福祉課の窓口
・必要書類:本人確認書類、収入や資産を確認できるもの(通帳など)

詳しくは、生活保護(厚生労働省公式サイト)を確認してみてください。

相談先やサポート機関

困ったときには、まず誰かに相談することが大切です。

DV相談プラス(電話やチャットで相談できます)
法テラス(条件によって無料で相談できる場合もあります)
児童扶養手当(市区町村で申請できる支援です)

これらの制度については、前の記事でも触れています。
よければ参考にしてみてください。

まとめ

手続きを進めるときは、書類や確認事項が多くて戸惑うこともあるかもしれません。
でも、無理にひとりで抱え込まないで、支援員や窓口の人と一緒に進めることも大切です。

私も逃げてからすぐに、住民票の閲覧制限や生活保護の申請をしました。
最初は不安だったけれど、必要な支援を受けることで、少しずつ生活が落ち着いてきました。
こうした制度は、困ったときに頼っていい制度の一つです。
わからないことがあれば、窓口で確認してみてください。

ひとりで抱え込まず、必要なサポートを受けながら、少しずつ前に進めることを忘れないでほしいです。
最後まで読んでくれてありがとうございます。