妊娠がわかった日のことを、今でも覚えています。
想像もしていなかった妊娠に戸惑いながらも、喜びと同時にこの小さな命を守りたいと強く思った自分。
孤独や不安と向き合いながら、子どもを通して気づいたこと、感じたことを振り返ります。

妊娠がわかった日のこと

夢もなく、ただなんとなく生きてた私の人生が大きく変わった瞬間でした。
妊娠がわかった日のことは、今でも鮮明に覚えています。
喜びよりも驚きのが勝って、胸がドキドキしていました。

それでも、産まない選択は一度もなかった。
まだ若かったけど、たとえひとりでも育てる覚悟は自然とできていました。
揺れる気持ちなんて本当に1ミリもなくて、「この子を守りたい」という思いだけが強く残っていました。

お腹に手を当てたあの不思議な感覚。
ずっとひとりぼっちだった私のところに、この子が来てくれた。
その事実だけで、孤独が消える気がして、初めて生きる意味みたいなものを感じました。

怖さよりも、この子を守りたい、幸せにしたいという思いが、自分でも驚くほどあふれていました。

子どもが産まれて、変わっていく日常

妊娠がわかった日から出産までの数ヶ月、体も、生活も、心も大きく変わっていきました。
大きくなるお腹の中の命を感じるたび、愛おしさが増えていきました。

本来なら親に一緒に喜んでもらい、支えてもらうのかもしれない。
でも、私にはそういう存在はいなくて、ふと寂しくなる瞬間もありました。

それでも、「この子が生きる意味をくれたんだ」そんな気持ちが支えになっていました。

出産後の生活は、自分が想像していた以上に大変でした。
夜中の授乳、おむつ替え、抱っこ、泣き止まない声、寝不足。
毎日が必死で、余裕なんて全然なかった。

それでも、子どもの寝顔を見たり、小さな手を握ったり、そんな瞬間に胸がいっぱいになりました。
苦しいことも多かったけど、同じくらい幸せもあった。
「生まれてきてくれてありがとう」
心の底からそう思いました。

親になって初めて気づいたこと

子どもを育てる中で、初めて親の大変さを実感しました。
体調の変化、成長とともに増える心配事。
日々の小さなことすべてが、親として背負う責任なんだと気づきました。

でも同時に、母のような関わり方は、私にはできないという思いも強くなりました。
子どもが大きくなっていけばいくほど、母を理解できなかった。

子どもの姿を見ながら、自分の過去がフラッシュバックすることが何度もありました。
誰にも甘えられなかったこと。
泣いても受け止めてもらえなかった幼い頃の私。

そのたび胸が締め付けられたけど、「あのとき欲しかった温かさを、今の私がこの子に渡していけばいい」そう思えるようになりました。

親になって初めて、「愛されること」も「愛すこと」も、少しわかった気がします。
私にとって子育ては、過去の答え合わせのような時間でもありました。

傷つきながらも、自分の人生を考える

子どもとの生活の中で、自分の人生について考える時間も増えました。
「この子には、私のような寂しさを味わせたくない」
「同じような思いをさせたくない」
強くそう思う反面、うまく向き合えない日は「私はダメな母親なのかな」と自信をなくすこともありました。

どう接すればいいか、わからないときもありました。 
でも、私が子どものときにしてほしかったことを、子どもたちにしていけばいい。
そう思っています。

今の私は、子どもたちのために生きています。
まだ自分のために生きる理由は見つけられてないけど、子どもたちのために生きてる自分でもいいかなと思っています。

最後まで読んでくれてありがとうございます。