子どもが体調を崩すたびに、
仕事を休まないといけない。
保育園から呼び出しがあれば、
迎えに行くのは私しかいない。
熱が下がらなかったら、次の日も休む。
私はシングルマザーで、
頼れる人はいません。
子どもの体調不良で何度も仕事を休むうちに、
仕事に行くこと自体が、
つらくなったことがありました。
子どもは何も悪くない。
それなのに、
「お願いだから熱出ないで」
と思っていたこともあります。
この記事では、
頼れる人がいない中で子どもの体調不良と仕事が重なったとき、
私が実際に感じていたことを書いています。
子どもが熱を出すと、仕事のことを考えてた
子どもが熱を出したとき、
「大丈夫かな」と心配するのと同時に、
「また休まなきゃ」
「何日休むことになるんだろう」
「職場になんて連絡しよう」
と考えていました。
まだ熱が出たばかりで、
明日どうなるのかもわからない。
それでも、職場には休む連絡をしないといけません。
特につらかったのは、
兄弟で順番に体調を崩したときでした。
インフルエンザのような感染症だと、
同じ日に全員が熱を出すとは限りません。
ひとりが元気になって、
「やっと仕事に行ける」と思った頃に、
今度は別の子が熱を出す。
そうなると、
自分でもいつ仕事に戻れるのかわかりませんでした。
私が休むしかなかった
私には、
子どもが体調を崩したときに頼れる人がいませんでした。
「今回は誰にも頼れない」じゃない。
最初から、
頼れる人が誰もいませんでした。
保育園から呼び出しがあれば、
私が迎えに行く。
次の日も熱があれば、
私が仕事を休む。
兄弟にうつれば、そのまま休みが続く。
どれだけ仕事を休むことになっても、
私が休むしかありませんでした。
仕事に戻るのが怖かった
何日か休んだあとに仕事へ戻る日は、
朝から行きたくなかった。
職場に行けば、
「すみませんでした」
と謝ってばかりいました。
何度も休んでいるうちに、
前とは違うように感じる態度もありました。
はっきり何かを言われたわけじゃなくても、
気まずかったし、居づらかった。
でも、そんな人ばっかりだったわけじゃありません。
心配してくれる人もいました。
気にかけてくれる人もいました。
私自身も、
「子どものことだから仕方ない」
とわかっていました。
それなのに、
優しくしてくれる人の言葉より、
嫌だと感じた態度や、
ちょっとした空気の方ばかり気になっていました。
私自身が、
気にしすぎていたところもあったかもしれません。
でも当時はそんなふうに考えられませんでした。
子どもの体調の変化が怖かった
仕事に戻れても、
子どもの体調や自分の体調には敏感になっていました。
子どもが少し咳をしている。
鼻水が出ている。
それだけで、
「え、待って」
「また熱出る?」
「お願いだから熱出ないでよ」
と思っていました。
子どもは何も悪くない。
そんなことは自分でもわかっていました。
それでも私は、
子どものちょっとした体調の変化まで怖くなっていました。
休めるとホッとする自分もいた
あんなに「熱出ないで」
と思っていたのに、
実際に子どもが熱を出して、
仕事を休むことが決まると、
少しホッとしてる自分もいました。
もちろん、
職場に電話するのも嫌。
周りにまた?って思われてるかもしれない。
それでも、
「今日は仕事に行かなくていい」
と思うと、少しホッとしていました。
それくらい私は、
その頃には仕事に行くこと自体が嫌になっていました。
自分でも、
矛盾するくらいぐちゃぐちゃでした。
それが理由で仕事を辞めたこともある
私は実際に、
子どもの体調不良で仕事を休むことが続いたことが、
理由のひとつになって仕事を辞めたことがあります。
働きたくなかったわけじゃない。
仕事を辞めれば、
生活のことも考えないといけない。
職場を変えても、
子どもが体調を崩すことはあるし、
私が休むしかないことは変わらない。
それはわかってた。
それでも、
あの職場に戻るのが嫌でした。
それから仕事を探すときは、
急に休むことになったときのことも考えています。
休む日に、
自分で代わりを探さないといけない仕事はなるべく選ばない。
面接でも、
子どもの体調不良で急に休むことがあるかもしれないことや、
それで迷惑をかけてしまうことが自分自身も不安だということを
伝えるようにしています。
前よりも、
そういうことを考えて仕事を選ぶようになりました。
だからといって、
答えが見つかったわけではありません。
今でも子どもが体調を崩せば、
私が休むしかない。
今でも仕事を休めば申し訳ないと思うし、
周りのことも気になります。
今も、その部分は変わっていません。
シングルマザーとして働く中では、
子どもの急な休みだけじゃなく、
時間や体力、収入のことでも悩んできました。
▶︎働き方を変えたくても選べなかった現実
