施設で暮らした日々から、少しずつ自立していった私(関連記事:支えになった出会い)。
ここまでの道のりを振り返り、あの頃の自分に伝えたいことや、同じ状況で悩む方への思い、そしてこれからについてまとめました。

自立までを振り返って

施設を出て、新しい場所で生活を始めたあの日から、私の生活は大きく変わりました。
逃げたことは正しい選択だったはずなのに、不安と恐怖で本当にこれでよかったのか迷う日もありました。
でもあの時の一歩がなければ、今の私はいません。
今は、あの選択が私にとって正しかったと思っています。

遠くまで続く一本道の風景。
前を向いて歩む力を感じさせる風景

あの頃の自分に伝えたいこと

あの頃は、誰の言葉も耳に入らず、自分を信じることもできなかった。
毎日が先の見えない不安でいっぱいでした。

だけど、小さな積み重ねが未来につながってること、今の私にはわかります。
間違ってなかったとあのときの自分を認めるためにも、これからの時間を大切に歩んでいきたいと思っています。

誰かへのメッセージ

どうにもならないこともあるかもしれない。
でも、諦めなければきっと見えることもあると思います。

自分の人生は自分だけのもの
必ず未来の自分に届く。
私の経験が、少しでも誰かの力になれたら嬉しいです。

本当の自由

逃げる選択をしてから、本当の自由とは「自分で選べること」なんだと気づきました。
働き方や暮らし方、子どもとの時間の過ごし方、毎日の暮らしの小さな決断も。

自分の意思で選べることが私にとっての自由です。
もちろん選ぶ責任や大変さもあります。
それでも、私は自分で選んでいけるこれからの人生を大切にしていきたいと思っています。

これからの夢と目標

きっとこれからも、悩んだりつまずいたりすることもあると思います。
それでも、子どもたちとの何気ない日々を大切にしながら、進んでいきたいと思っています。
きっとここまで来れた自分を信じて、どんなことも乗り越えられると思っています。

私だから伝えられることがある。私は過去に負けない。
ここまで書いてきて、正直誰かに読まれると思うと不安もあります。
でも、こんな経験をした人もどこかにいるんだって、ほんの少しでも力をもってもらえたらいいなと思って書いています。

最後に

自分のことも、子どものことも守れる方法を探してみてほしいです。
状況によって違うかも知れないけれど、少しずつでいい。考えてみてください。
私も、自分のペースでこれからも進んでいきたいです。
ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。

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